片鼻呼吸で自律神経を整えよう

夏の湿気が残りつつも
夜には虫の鳴き声が聞こえてきて秋はもう直ぐ…
爽やかで過ごしやすい季節がやってきますね

私たちのカラダもこんな初秋の季節と同様に
体内に溜まっていた過剰な暑さと
湿り気が軽減されて
徐々に寒さと乾燥の質が体内に増えてきます。

この時期は夏の疲れを引きずってしまい
冷たいものの摂り過ぎなどによる脾胃の不調や
脾胃と密接に関係してくる肺の働きにも、影響が出やすく
慢性的な疲労や風邪が残りやすい季節でもあります。

セルフケアの実践も
自律神経のバランスを整えたり
乾燥対策や温める方法に調整しつつ
心身に置いてもスムーズに季節を移行させていきたいですね!
そんな今の季節にオススメの片鼻呼吸を
ご紹介します!

・ナディショーダナ(片鼻)呼吸法

「ナーディ」とはエネルギーの流れる通り道
「ショーダナ」とは浄化と言う意味で
 片鼻ずつ押さえて
 左右交互に鼻の穴を変えて
 ゆっくり呼吸することで
 エネルギーの通り道が浄化され
 左右の神経バランス
 陰陽のエネルギーバランスを整える効果が期待できます。

 左右の鼻腔は自律神経と関係があり…

 右鼻腔…交感神経(心身の緊張・興奮を司る)
 左鼻腔…副交感神経(心身のリラックス・鎮静を司る)
 それぞれを優位に働かせます

・方法
①床上か椅子に背筋を伸ばして楽に座る 
背筋を伸ばして目を閉じ 
 リラックスして自然な呼吸をします

②利き手でヴィシュヌ・ムドラー
 (人差し指と中指を折り曲げた状態)を作り
 親指で片側の鼻、薬指と小指で反対側の鼻の上に添えて 
 交互に鼻の穴を閉じることができるか確認します。 
 鼻の穴を押さえる際は、指で軽く押さえる程度にしましょう。

③両方の鼻から息を吐きます。

④右の鼻腔を閉じて左からゆっくりと息を吸います。

⑤吸いきったら、左鼻腔を閉じて、右鼻腔を開けて 
 右から吐きます。そのまま右から吸って 
 右鼻腔を閉じて、左から吐きます。

⑥必ず吐いた方の鼻腔から吸います。 
 ④⑤をリラックスしながら繰り返しましょう。

⑦終える際には、左の鼻腔から息を吐いて 
 両手を楽な位置へ戻して
 そのまま少しの間 静かに座り、感覚を味わいます。

深く長い呼吸を意識して、慌てず自分のペースで始めます。
吸う息と吐く息の長さは同じカウントか
吸う息よりも吐く息を長めにすると
ゆったりと呼吸ができ、気持ちが落ちついてくるでしょう。

集中しやすい呼吸法でもあるので
私は瞑想的な体験が味わえる呼吸法だと思っています。
是非、秋の夜長に片鼻呼吸で
こころ静かな落ち着いたリラックスタイムを…。

注意:風邪や鼻炎で鼻が詰まっている場合には
   治療を先に、練習は回復後に行いましょう

片鼻呼吸で気づく
左右の鼻通りで
自分の体質が見えてくる!? 
詳細はこちら☆

#呼吸法 #片鼻呼吸 #自律神経を整える #秋の養生

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